肝臓ガンに効く薬!
Aha度:1.0
今日のニュースの見出しは、「Study: Liver cancer breakthrough found(研究:肝臓ガンに飛躍的な打開策が見つかる)」というものです。薬の宣伝をするつもりはないのですが、この記事(シカゴAP電)によると、腎臓ガンの薬品として販売されているNexavar(ブランド名)が肝臓ガンでも良い成績を上げたそうです(月曜日に「米国臨床腫瘍学会の年次総会」で発表)。
研究は2005年3月に開始され、この2月に終了しました。602人の進行した肝臓ガンの患者に「sorafenib」という薬とダミー薬が与えられました。結果、sorafenibの患者は平均10.7ヶ月の生存に対しダミーは8ヶ月の生存でした。そんなわずかな違いと言ってはいけないそうです。なにしろ肝臓ガンと宣告されると、余命は約1年という場合が多いという恐ろしいガンだからです。
専門家たちも口をそろえて「驚くほどの良い結果である」(Dr. Josep Liovet)と言っています。米国では年間19,000人が肝臓ガンと診断され、化学療法が余り効かず、手術するには発見が遅いことが多いのです。それでも米国はましで、B型肝炎ワクチンが普及していますが、中国などワクチンが普及していない国では患者発生率がずっと高いそうです。
「sorafenib」はガンを治すのではなく、ガンに血液を送らなくさせて兵糧攻めにする薬です。従って、ガンがなくなるわけではなくそれ以上進行しないということです。この記事には、sorafenibのおかげでガンが見つかってから9ヶ月になるThrockmortonさん(73歳)の例が記述されています。医者に身辺整理を進められると同時にsorafenibも与えられたThrockmortonさんは現在でも生存しているだけではなく、週に6日3キロのウォーキングもするほど元気だということです。
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