遺伝子治療、盲目ねずみに使用
Aha度:1.0
今日のニュースは「Gene therapy used to cure mice blindness(遺伝子治療が盲目ねずみの治療に使用された)」というものです(火曜日に公表された論文から)。
これがどうしてニュースかというと、視覚にとって重要な錐体細胞をターゲットにした最初の遺伝子治療だからだそうです。フロリダ大学とメーン州のJackson研究所のチームは、錐体細胞をターゲットに無害とウイルスを、視覚異常を持つねずみに2ヶ月投与しました。その結果、21匹中19匹において効果が見られ、そのうち17匹は普通のねずみ並みの網膜反応を示したそうです。
つまり、錐体細胞をターゲットに治療ができることになると、いろいろな目の病気(例えば、加齢による黄斑部劣化、糖尿病による網膜症など)に応用ができる道が開かれるからです。昨日に続いて遺伝子治療の進歩の速さを知らせるニュースでした。
注:ウィキペディアによると、錐体細胞[すいたいさいぼう: cone cell]とは、視細胞の一種。名前はその形態から。網膜の中心部である黄斑に密に分布する。 錐細胞、円錐細胞などともいう。色(波長)に対し敏感に反応するが、光量(波幅)に対し鈍感である。暗闇の中では錐体細胞の活動が鈍くなり桿体細胞に依存した視覚になるため、色がわからなくなる。
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