自殺幇助の医師が刑期を終えて釈放される
Aha度:1.0
松岡利勝農水大臣が自殺したようです。覚悟の自殺なら仕方のないことでしょうが、身体極まっての自殺としたら賛成できません。
そんなニュースが流れる中、今日のニュースは「Kevorkian release nears after 8 years」というものです。写真のにこやかさと隣の装置の異様さにはびっくりですが、この医師が8年間の刑務所生活を終えて、6月1日保釈されるといものです。Kevorkian医師は、1998年自殺幇助(殺人)で逮捕され、有罪となり服役していました(刑期は10~25年)。
Kevorkian医師は自分で致死薬を自分に投与できる装置を開発し、これを100人以上に使用させました。最終的には、ある人に自分で致死薬を処方して、その人の同意のもとビデオ撮影までしてTV局に流した事件が、殺人罪に問われました。
世界で安楽死を認めている主要国は、オランダです。米国ではオレゴン州だけが安楽死を認めています。オレゴン州では安楽死が1997年に合法化されましたが、それ以後、292人が医師に命を絶つ薬剤の投与を求めました。年平均30人ちょっと。昨年は46人がそうすることを求め、そのほとんどがガン患者でした。平均年齢74歳。
自殺幇助の方に焦点が当てられがちですが、オレゴン州の法律は、終末医療への関心を高めるうえで効果が大きかったそうです。Kevorkian医師はちょっとユニークすぎたのですが(言動を含めて)、終末医療は老齢化が進むうえでもっと注意を払うべき課題であることは間違いありません。
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