MRIによる脳研究
Aha度:1.0
昨日のエントリはDyslexia(ディスレクシア)についてでしたが、人の脳の機能はまだよくわかってはいません。今日は、その脳の研究についてのニュースです。本日、米国国立衛生研究所の一つのプロジェクトの成果が発表されました。
500人のスーパー健康な被験者の脳を定期的にMRI(磁気共鳴映像法)で調べて、脳の発達を知ろうというものです。この500人はスーパー健康な家族から選ばれて被験者となりました。年齢は新生児からティーンエージの子供達です。しかし、MRIを新生児や小さな子供に適用するのは、ちょっと難しい。彼らは動きますから、映像も影響を受けるわけです。
彼らは、MRIの他に一連の試験、IQテスト、言語能力テスト、記憶力テストなども受けました。分析結果は、これらを詳細に検討した後で出される予定なので、ここでは画期的な研究成果は公表されていません。ただ、こうした研究は世界で初めてということでは画期的なようです。
既存の研究結果と同様に、このプロジェクトも明らかにしましたが、人の脳は6歳から10歳までに急速に発達し、そこからは平坦になるそうです。衝動を制御する部分や倫理的な判断をする部分は20歳の前半で成熟するそうですから、大学生を出るまでは子供なのでしょうか。
12歳までに学習するための基礎部分は形成されるということ以外では、女の子達の方が、若干言語能力の発達が早く、男の子達は思春期までに追いつくそうです。また、数学への適性は性差がないようです。
MRIの映像と試験結果を合わせて分析することにより、昨日のディスレクシア、ハイパーディスクレシア、自閉症などの脳の発達に関連する問題の秘密が徐々に解き明かされることになるでしょう。
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